嬉しいことに三重大が第111回医師国家試験で合格率が第3位でした。(下記資料参照)
今までには「トップ10」は何回かありました。今回は合格率が98%で122名中120名合格と合格者数では千葉大についで全国第2位です。
入学時125名でした。3名の落後者のみで120名合格とは素晴らしことです。
合格率88.7%、過去10年で最低、2017年医師国試 新卒合格率100%は自治医科大のみ レポート 2017年3月17日 (金)配信高橋直純(m3.com編集部) 厚生労働省は3月17日、今年2月に実施した第111回医師国家試験の合格者を発表した(資料は厚労省のホームページ)。 新卒と既卒を合わせた全体の合格率は、前年より2.8ポイント低い88.7%で、過去10年で最も低かった。新卒に限った合格率は91.8%で、前年より2.5ポイント下がった(第110回の結果はこちら)。 新卒合格率100%は自治医科大学だけだった。既卒の合格率は54.3%。 全体の受験者数は9618人で、8533人が合格。そのうち新卒者は受験者数8828人で8104人が合格した。男女別の全体合格率は、男性87.8%(5593人)、女性90.5%(2940人)。合格者に占める女性の割合は過去5年で最も高く、34.5%(前年比1.7ポイント増)に達した。 新卒合格率100%は自治医科大のみ 前年は4校が新卒合格率100%だったが、今年は自治医科大のみだった。 新卒合格率が90%以下の学校は、21校(前年6校)と大幅に増加した。 6年間でストレート卒業した新卒受験者の入学年度に当たる2011年度の医学部定員(防衛医科大学校を除く)は、2010年度と比べて77人増の8923人だった。 新卒の受験者数は2016年から168人増の8828人。2010年度以前の入学者も一部含むものの、今回の国試の新卒受験者の2011年度入学定員に対する割合で見ると98.9%(前回97.9%)だった。 9割に満たない大学は14校で、琉球(78.6%)、和歌山県立医科(83.0%)、信州(83.5%)、久留米(83.5%)、杏林(83.8%)、福岡(84.5%)、帝京(85.0%)、大阪市立(85.9%)、岐阜(86.9%)、東海(87.3%)、東京慈恵会医科(88.2%)、北里(88.4%)、自治医科(88.5%)、兵庫医科(89.1%)――だった。 出願者数に対する受験者数の割合が90%以下だったのは10大学で、杏林(78.4%)、帝京(78.7%)、愛知医科(80.6%)、川崎医科(82.2%)、近畿(82.6%)、藤田保健衛生(85.0%)、久留米(86.5%)、北里(89.2%)、岩手医科(89.4%)、関西医科(89.4%)――でいずれも私立大だった。 設置主体別の新卒合格率は、公立92.5%、国立93.8%、私立89.4%。既卒合格率は、公立63.2%、国立55.2%、私立54.6%だった。 合格基準は、一般問題が1問1点、臨床実地問題が1問3点で、必修問題は200点中160点以上(ただし、必修問題の一部を採点から除外された受験者は、必修問題の得点は総点数の80%以上)、必修問題を除く一般問題は198点中128点以上、臨床実地問題は600点中381点以上。禁忌肢問題は3問以下。 表1 第111回医師国家試験の新卒の合格者数一覧 (医学部を持つ大学・医科大学、計80校分を集計。 新卒の受験者数に対する合格者の割合が多い順にランキングを作成。同数の場合は、「合格者数」が多い順、五十音順に掲載) ※クリックで拡大 |
(文責 杉本名誉支部長)